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2023年 04月 30日
マニラにある有名な教会の75周年記念にCoffee table book(写真やテキストで構成したハードカバーの大型本)を出すので、それに付ける教会のポップアップを作ってくれ、同じ建築だからお前ならできるだろ?という無茶振りである。 Mさんからの依頼はいつもこんな感じで、初めはギョッとしたが、だんだん慣れて来て、毎回それを楽しむようになった。 だが、今回は勝手が違う。私は東工大のC先生と違い、建築のポップアップなど作ったことがない。聞くと、4月には出版したい、冊数は5万冊で、ローマ法皇にも献上すると言う。少し青くなり、真剣に調べ始めた。 この教会のwebサイトを見ると、昨年の6月から記念行事は1年間行われているので、4月の出版、5万冊は?だとしても、6月の記念行事の終わりまでには本とポップアップの制作は必須だろう。 図面を求めても、設計当初の青焼きの立面図、教会のパンフレット程度の平面図、十数枚の写真しか送られて来ない。しょうがないので、それでポップアップ用の図面を作り、試作品を作ることにした。 ポップアップは飛び出す絵本として知られ、私も昔から恐竜や海の動物などいくつか持っているが、建築は外観だけの、子どもだましの物がほとんどだ。だから、やるならインテリアもバッチリ見えるものが作りたかった。 調べて行くうちに、(これも外観だけだが、)繊細なニューヨークの聖パトリック教会のポップアップをネット上で見つけ、4つ購入して、分解しながら試作品を作った。そして販売元に電話し、協力を仰ぐことにした。だが、そこは輸入し売ってるだけで、実際の制作はベトナムのホーチミンの会社が行っていることがわかった。しかも取引きは数年前に終了し、その後のことはわからないと言う。 会社の名前と住所を教えてもらい、調べて行くうちに、ホーチミンがポップアップ制作の一大拠点で、他にも何社か似たような会社のあることがわかった。 Mさんにこれまでの経緯を報告した。すると、すぐにマニラに来てくれ、そして教会を見てプロジェクトチームとミーティングした後、一緒にホーチミンに行こうと言われた。 かくして2月の終わり、マニラとホーチミンに行った。 教会は水曜日のミサで、夜なのに凄い人出だった。ホーチミンでは4社と面談した。帰りは深夜便で、羽田に着く寸前にCAの天使のようなささやきで眠りから覚めた。 戻ってからすぐにポップアップ用の図面を各社に送った。1社からすぐに2パターンの試作品ビデオが送られてきた。ほどなくしてもう1社からもきた。どちらも意欲的でクオリティが高く、ハングリー精神を感じる。Mさんは彼らをマニラに招き、教会を実際に見学させたので、やたらリアルだ。スケッチや写真で手直しを指示し、そのやり取りを繰り返してブラッシュアップしていく。 一方、本はハードカバーとソフトカバーの2バージョンで印刷は何版かに分け、本とポップアップも大きさは同じだが別々にすることを提案し、了承された。 そうすることで第1版の冊数を減らし、本の印刷はシンガポール、ポップアップはベトナムで制作することができる。 また、ポップアップを見ながら本を読むこともできる。 だんだんリアリティが出てきた。 4月に入り、時間が迫ってきたので、ブラッシュアップしたモデルをマニラに送ってもらい、プロジェクトチームで決めることにした。 着いた日も次の日もマニラは珍しく雨だった。 Mさんの会社の特別室に行くと、プロジェクトチームのみんなが集まってて、一月半ぶりの再会に話が弾んだ。 と、そこへいきなりケーキが運ばれ、ハッピバースデーの合唱が始まる。 びっくりした。実はその日は私の誕生日なのだ。どうして知ったのだろう?‥‥ だが、それは早とちりで、プロジェクトチームのまとめ役Lさんの誕生祝いだった。 祝いが一段落した頃、(同じ日だ)とLさんにささやくと、 (本当は数日前だ)とLさんに返され、 「今日はカズマの誕生日だ!」とバラされた。 すると、みんなが驚き、大合唱になった。 それから3日間、私の誕生日祝いを出しに、毎晩遅くまで食事会が行われた。 おかげで朝、ホテルで食事をする気がしなかった。 1社のブラッシュアップモデルの到着が遅れたので、1日滞在を延ばした。 みんなでいろいろ討議したり、モデルに少し手を加えてみたりしたが、まだまだ改良すべき点があり、1社に決められなかった。軽い徒労感が残った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 空港までMさんがいつものように送ってくれた。 ドサッと大きなリボンの着いたダンボール箱を、中身は何かも言わずに渡された。 羽田の税関で「中は何ですか?」と聞かれた。 カッターで開封すると、金色に光る物が見える。 「ヤバい!金塊だ‼︎」 だがそれは金色の袋に入ったドライマンゴーの山だった。 毎日私が特別室に缶詰になり、土産を買う暇もなかったので、Mさんが気を利かせてくれたのだ。 一袋300gで、50袋なので、15kgだ。どうりで重いわけだ。 トランクの中の他の品を寄せると何とか入ったが、超重い。 ゆっくり押して家に帰ると、午前0時近くだった。 死んだ。 かずま #
by odysseyofiska
| 2023-04-30 15:12
2023年 03月 28日
3月の初めに京都のKさんから展覧会の知らせが届いた。 関西を中心に活動するテキスタイルグループ「オリリズム」が3月半ばに東京の桑沢デザイン研究所で展覧会をやるという。 Kさんも来るのだろうかと思いながら、観に行きますと連絡すると、Kさんも初日のギャラリートークに間に合うよう行くと返事が来た。かくして、私たちは18年ぶりに会うことになった。 blog(https://odysseyi.exblog.jp/241458147/)でも書いたが、Kさんとお会いするのはこれが2度目である。初めて会った時も、作品を借りる交渉をしただけで、話らしい話はしていない。お互い風貌も変わっただろうし、わかるだろうかと思いながら、当日会場に行ったが杞憂だった。一目でわかり、軽く挨拶して、(ギャラリートークまでは時間があったので、)近くにある Body & Soul でランチすることにした。ところがその日はライブで、ランチは無いという。しょうがないので、パルコの地下でドイツビールと軽い食事をしながら話をした。 Kさんは京都の老舗テキスタイルギャラリーをその設立メンバーから受け継ぎ、長い間運営してきたので、さぞかし筋金入りのテキスタイル愛好家だと思っていた。だが、実際お会いして話を聞いてみると、とても肩の力が抜けて、飄々としている。テキスタイルとの出会いも、ファッションが好きで、作るのも好きだったので、大学に入り直して学んだが、設立メンバーでもある先生から声を掛けられ、そのまま引き継いだのだという。言葉にすれば簡単だが、お金儲けとは対極にあるテキスタイルアートの作家達に発表の機会を提供し、活動の援護射撃をし続けるのは大変だったに違いない。 ギャラリーのあった建物は四条河原町にある由緒正しい建物だが、その資料やアーカイブを散逸することなく移転した新事務所の入る建物も逓信省の由緒正しい建物らしい。こういうセンスも素晴らしい。 ギャラリートークの時間が来たので会場に戻り、作家達の話を聴いた。 最後に司会者から指名されてKさんが恥ずかしそうに話をした。 裏方さんの仕事を続けながらみんなから慕われるカッコイイ人だ。 同じ頃、萩のCさんから、今度東京で椅子展をやるという知らせを貰った。 Cさんとはまだ一度も会ったことがない。なのにどこか旧くからの友人のような気がずっとしている。 Cさんと知り合う切っ掛けは2年ほど前に行われた「萩暮らし案内所」のプロポーザルで、藩校明倫館跡地に建つ旧明倫小学校の一室を、移住・定住・関係人口の創出、拡大を図るための施設に変えるという内容だった。この由緒正しい建物をそれに相応しい空間デザインに変えてワークショップしながらつくるため、私は萩市内にある畳屋や染物屋、家具・木工所を調べ、コンタクトを取った。 Cさんのウェブサイトは独特だった。簡単に言えば、やんちゃだった。 (後で知ったが、Cさんも私のサイトはやんちゃだと思ったらしい。どこか相通じるものがあるのだろう) 結果的に私の事務所の案は2位で、Cさんとはそれきりになるはずだった。 だが、知らせをもらい、会いたくなった。猿楽橋沿いのギャラリーに行った。 このギャラリーは元々アパレルの会社の一室だったのを転用して使っていて、内装や室礼に風情がある。 入ってすぐのソファにCさんがいた。挨拶をして、話を始めたらすぐに打ち解け、2年前の話やいろんな話で盛り上がった。 Cさんは、元から家業の木工所を受け継ぐ気はなく、都会で暮らしていたが、台風で工場の屋根が飛んだのを機に実家に戻り、埃をかぶった製材機や古い道具を見るうちに、壊れた家具を解体しては独学で学び、やがて自分で作り始めたらしい。 モチーフは好きだった映画、スターウォーズやターミネーター、バットマンから来てるのが多いと、子どものように人懐っこく笑いながら言う。そしてそれをそのまま体現しているかのような家具が並ぶ。 最後の方に、手作りの創作ノートが何冊か置いてあった。見ると、ピュアで朴訥なCさんそのままだ。 今度こそは一緒に仕事がしたいなと思った。 お互い再会を期し、雨の中、帰った。 かずま #
by odysseyofiska
| 2023-03-28 17:18
2023年 01月 31日
![]() 世田谷美術館で「祈り・藤原新也」展を観た。 藤原新也は写真家であると共に、旅人、作家、批評家でもあり、私や私たちの世代に影響を与えた人間の一人だ。その彼が70代後半を迎えて、その集大成とも呼べる展覧会を、生まれた北九州、そして東京で行った。 藤原新也の写真を初めて見たのは、彼を有名にした処女作のアサヒグラフの「インド放浪」(’72)ではなく、それから6年後にパルコから出版された「七彩夢幻」(’78 アートディレクターは石岡瑛子)だ。この北インドとモロッコの幻想的で強烈な色彩の女性と衣服の万華鏡に私の心は奪われた。 次に藤原新也の名を知ったのはエッセイ集「東京漂流」(’83)で、この本で初めて彼の文章に触れ、藤原新也は文明や社会に対し鋭い直感力のある批評家なのだと知った。 そして、写真にキャッチフレーズのような短文を添えた「メメント・モリ」(’83)で、彼の写真+文による表現者としての資質は花開いた。 展覧会でもそれは十分に堪能できる。 私は当初、この展覧会のタイトルに「祈り」という言葉が添えられることに違和感を覚えた。 藤原新也のように、放浪の旅や激変する社会の中から独自の思想や言葉を紡いできた人間が、「祈り」という誰もが使う従順な言葉で自己の仕事を総括することへの違和感だが、会場のはじめの方に次のような言葉があった。 「・・・・・・・・・ わたしが世界放浪の旅に出た今から半世紀前 世界はまだのどかだった。 自然と共生した人間生活の息吹が残っていた。 幸いにもわたしはそんな日々を旅することができた。 そして一心に写真を撮り、言葉を発した。 ときには死の危険を冒してさえ その世界に分け入ったのは、 ひょっとすると目の前の世界が やがて失われるのではないかという 危機感と予感があったからかもしれない。 その意味において わたしにとって目の前の世界を写真に撮り 言葉に表すことは ”祈り”に近いものではなかったかと思う。」 この言葉は、混迷する今の時代から振り返ると予見的であり、腑に落ちた。 新しい発見があったわけではない。 だが、昔の自分を思い返しながら、充実した時を過ごした。 かずま #
by odysseyofiska
| 2023-01-31 17:10
2022年 12月 09日
![]() とりわけ愚かだったのは、大国が自国の利益のために隣国を襲った行為だ。 しかもその隣国はかつては兄弟だった国で、共に未来に向かって歩んでいた国だ。 自分のことばかり考えると周りが見えなくなる。そして自分自身も見えなくなる。 善悪の判断の基準は全て自分で、自分の立ち位置からしか物事を見なくなり、 都合の悪い事は嘘と言い包め、都合の良い嘘は真実に塗り替えられる。 心が失われていく。心の基盤であった愛も失われていく。 世界がどんどん力と物と金の世に変わっていき、それを基準に全てが語られる。 文明の進化や繁栄とは逆に、心と愛はどんどん貧しくなっていく。 世界は滅亡するかもしれない。愚かな者達のために。 だが、ここに一縷の望みがある。パンドラの箱の底に残ったエルピスのように。 私は教育の場で時を共にしたので、これからの未来を託す若者達を信頼している。 世界がどんなに暗くなっても、希望の光を忘れたくない かずま #
by odysseyofiska
| 2022-12-09 18:27
2022年 11月 11日
![]() 日、月と大阪に用があり、出かけた。 途中下車して、京都で降りた。「GALLERY GALLERY」が12月末に閉館するので、その前に一度見ておきたかったのだ。 早朝の新幹線で出かけたので、9時前に京都に着いた。ギャラリーが開くまでには3時間くらいある。ふとJazzが聴きたくなった。 Jazz喫茶をスマホで検索すると何件かヒットした。さすがに私が昔行った「しぁんくれーる」「フレンチクォーターラブ」「Big Boy」「Bluenote」はない。 日曜日の、しかも朝9時から開いてるJazzの聴ける店なんて無いだろうと思っていたが、なんと1軒あった。電話をかけると「やってます」と言う。 場所は北大路通沿いの大徳寺のそばだ。久しぶりの京都なので北大路駅からゆっくり歩くと、大徳寺を過ぎた辺りにその店「Cafe Zino」が見えてきた。 階段を7、8段上ってドアを開けると、窓側に4人席のテーブルが2つあり、先客の女性がいた。私は普段は窓側が好きなのだが、マスターと話がしたかったので、誰もいないカウンター席にした。 クラシックが掛かっていた。確かに店の入口には「軽音楽と炭焼珈琲」と書かれていたし、店の雰囲気もそんな感じだ。初老のマスターに挨拶し、スマホでJazz喫茶を検索したらこの店が出てきたと伝えると、「ウチはJazz喫茶ということになってるらしいですね」と小さく笑いながら言う。 壁側にはLPやSPレコードが3000枚くらいある。聞くと、そのうちの1000枚くらいはJazzだと言う。ジャンルは?と聞くと、1920年代くらいからの古いのが多いですね、と言う。(私の持ってるレコードで一番古いのはサッチモの「1928」で、それ以降は30年代がチョロ、40年代がチョロチョロで、50年代以降がほとんどだ。)じゃ、ビックス・バイダーベックなんかも?と聞くと、ええ、ありますよ、と言う。でも、Jazzを聴く切っ掛けは、やはりモダンジャズからだと言い、(丁度、掛かっていたクラシックの片面が終わったので、)マイルス・デイヴィスの「Cookin'」のA面「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を掛けてくれる。 私がJazzを聴く切っ掛けになったのは、1973年にソニー・ロリンズが日本に来てNHKで演ったライブを偶然聴いたからで、その時はそれがJazzだと知らなかったと言うと、サキコロを出してきて掛けてくれる。しかもLPは2枚あって、アメリカ版はジャケットがロリンズの白黒写真で、この方が音がいいと言う。 チンさんと剛さんの話をすると、剛さんの名作「Misty」を出してきて、これまた掛けてくれる。そして、この盤は実は4枚あり、全て持っていて、最初のと後のでは音の造り方が違うと言う・・・ いやはや、なんのなんの、筋金入りのJazzマスターだ。 出してくれた炭焼珈琲もコーヒーゼリーも美味しく、話の合間も身体の悪い常連さんへの気遣いやサポートも素晴らしく、久しぶりに心から癒された。 本当はもっと居たかったが、ギャラリーの開く時間が近づいてきたのでお暇した。 京都に来たら、これからは必ず寄りそうだ。 その交差点から見える寿ビルディングの5階に「GALLERY GALLERY」はあった。 (この建物は登録有形文化財に指定されていて、1階にはその展示もあった。) 奥にエレベータもあるが、5階なので、できた当時を思いながら歩いて上がった。 階段を上りきった所にドアが招き入れるように開かれていた。 中では、ばんばまさえさんのテキスタイル展が開かれている。 ギャラリーのオーナーのKさんが不在なのは事前のメイルで知っていたが、主不在のギャラリー内をまるで居るかのように会話しながら歩いてまわった。 窓からの白い自然光がやわらかく降り注ぎ、室内の古い壁や床や天井も白く塗られ、まるでニューヨークのソーホーのギャラリーのようだ。 展示スペースは十畳程で小さいのに、ミクロコスモスな茶室のように感じられる。 ガラス越しに外から中が見えるのも、なかなかチャーミングだ。 忘れられない空間の一つになった。 他の部屋の本屋や洋服屋、ギャラリーも面白かった。 気がついたら1時間半もこの建物にいる。 後ろ髪を引かれる思いで、京都河原町から大阪梅田に向かった。 かずま #
by odysseyofiska
| 2022-11-11 14:34
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